パン屋での以外に厳しいアルバイト
私は1年間、パン屋の製造部門でデニッシュを作っていたことがあります。
その時私ははパート的な仕事しかしていなかったため、とにかく手の空いている時間で他の仕事をしたいと思った時に、ベーカリーカフェの求人広告を見ました。朝5時から、やる気のある人募集!というシンプルなコピーにひかれ、面接を受けて採用されました。
パンを作るのが楽しそうという単純な気持ちを持っていましたが、私の上司にあたったMさんはとてもパンに対して熱い人でした。パンの製造の中でも、パンを形成する人、焼く人とステップがあるようで、Mさんは早くパンが焼けるようになりたいと何度も私に対して熱く語り、他の従業員をライバル視しているような発言などありました。
よく観察してみると、そこのパン屋で働く人の多くは将来自分で独立してパン屋を開きたいという夢を持っている人が多く、パンが好きで好きで仕事の前にパンを焼きに来ている人もいました。
ちょっと腰掛けのつもりでこの業界にアルバイトで入った私は場違いのような印象も受けましたが、後には引き返すことができず、想像以上に厳しいパン屋での仕事が始まりました。
私の仕事は、デニッシュの生地を折り込んで裁断して、そして形成し、焼きはしないものの最後のデコレーションもするというものでした。
全部覚えれば楽しい仕事でしたが、何しろ20種類以上のデニッシュのパターンを覚えるのに最初は必至でした。
そして、時間をいつも気にしながら動かなければならず、とても集中力のいる仕事でした。
一番ストレスになったのは人間関係で、私の上司のMさんがパンに対して熱すぎるあまり、必要以上に現場をかきまわしてしまうような人だったためトラブルが耐えませんでした。
朝の早起きは辛い時もあり、真っ暗な中を出勤するのは寂しい気持ちになったこともありましたが、時間を有効に使えてよかったです。前日の余ったパンを持って帰ることができたので、いつも家にパンをたくさん持って帰っていました。
私は1年経ってパン屋のアルバイトはやめましたが、自分でデニッシュパンが作れるようにもなり、いい経験になりました。